さいたま新都心の資産価値はまだまだ上がる。大宮駅GCS構想とは?私情をたっぷり込めて説明

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開発情報
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さいたま新都心在住の30代サラリーマンのスタスタです。

さいたま新都心はコクーン2の開業や西口のJRさいたま新都心ビルの完成など、ここ数年で開発が進み、地価もマンション価格も上昇中です。

「今さらさいたま新都心で住宅を購入しても、損しそうだなぁ」

今が高値のピークだな。2020年のオリンピック以降に住宅を購入しよう

と考えておられる方も多いと思います。

しかし私の考えは違います。さいたま新都心はもっと人気がでます。なぜかと言うと、まだまだ大型再開発の計画が目白押しだからです。

大きく分けると

  • さいたま新都心三菱マテリアル跡地開発
  • 大宮グランドセントラルステーション構想
  • 大宮区役所移転
  • 大宮公共商業複合ビル開発

などです。

ほとんどが大宮駅周辺の開発情報じゃないか

ご指摘の通り(´・ω・)

しかしさいたま新都心駅と大宮駅はわずか1.8kmの距離。徒歩でも20分強、ましてや自転車では10分足らずと、影響がないという方がおかしいレベルの近さです。さらには大宮駅周辺地域戦略ビジョンとさいたま新都心将来ビジョンは連携するよう図られています。

今回は上で挙げた開発の中でもとりわけ大規模な「大宮駅グランドセントラルステーション(GCS)」構想について紹介していきたいと思います。

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大宮グランドセントラルステーション(GCS)構想とは

グランドセントラルステーション(以後、GCS)。大仰なネーミングですが、ニューヨークのマンハッタンにある世界一巨大な同名の駅がその由来でしょうか。その本家GCSはプラットホームが44個もあり、店舗や美術館を併設していることに加え、建築物としての価値があります。まさにグランドセントラルという名に恥じない巨大な駅で、電車に乗るという駅本来の利用以外の用途が多いという特徴があります。

大宮駅GCS構想のコンセプトも駅だけでなく、下記のような駅周辺の大宮という街全体を取り込んだ再開発の内容になっています。

・交通基盤整備
・駅前広場に隣接する街区のまちづくり
・乗換改善等を含めた駅機能の更なる高度化

各項目の内容の詳細は後ほど説明しますが、ざっくりと言うと「雑然とした大宮駅東口側をきれいする」といった内容。

現在はまだ有識者やまちづくり団体で議論をしている段階で、市民と意見交換するオープン会議も実施されています。

大宮駅周辺の再開発予定地図


文字だけではわかりにくいかと思うので、「どの場所で」「どのような開発」がおこなわれているかを地図にまとめました。

色がついたスペースや線をクリックすると、名前と詳細が表示されます。※上の地図は本記事で紹介している大宮駅GCS構想以外の開発計画も掲載しています。

人の流れを作る通路・街路整備

マルイとルミネを結ぶ「東西通路整備」

大宮駅西口北側にあるマルイと東口北側のルミネを結ぶ通路の新設工事です。

東口のルミネ側にある東武線から西口のマルイ側にあるニューシャトルへの乗換には大きく迂回しなければなりませんでした。そのため互いの改札を行き来するのに6分ほどかかってしまっていたり、ただでさえ混雑しているJR改札前の人混みに拍車をかけています。

この大宮駅北側の東西を結ぶ通路が開通することで、JR改札の混雑も解消され、駅構内の回遊性が向上する効果が見込まれます。

一番街と一の宮通りをにぎやかに「賑わい交流軸」

大宮一番街入口

大宮駅から徒歩5分ほどの一番街入口看板の写真

一の宮通り

一の宮通り。通りを抜けると氷川神社入口へ

前述の「東西通路」開通により大宮駅北側での東口⇔西口に人の流れができます。この流れを途切れさせずに大宮の街や氷川参道へと誘導し、一番街や一之宮通を活性化させることを目的とした「賑わい交流軸」の整備が掲げられています。(さいたま市HP上ではモデルケースとして、洋風の建物が並び、おしゃれな『横浜の元町通り』が紹介されています。)

さいたま新都心に住んでみて感じていることが、氷川参道および氷川神社、NACK5スタジアムといった重要な観光資源が大宮駅から分断されてしまっていてもったいないということ。以前は「大宮は駅前に色々お店がある街」程度の印象しかありませんでした。しかし実際に住んでみて氷川神社の歴史や氷川参道の厳かな雰囲気には驚かされました。

氷川参道や氷川神社はさいたま市に住む人間であれば多くの人が知っている有名な神社ですが、県外の方はおろか、さいたま市外の方にもまだまだ知られていません。もっと大宮を魅力ある街にするには大宮駅⇒一の宮通り⇒氷川神社⇒氷川参道⇒中央通り⇒大宮駅といった町全体の繋がり、観光スポットを繋げる線である「通り」が魅力的なものである必要があります。

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中央通りを風格とお洒落な街路に『シンボル交流軸』

大宮駅には街のシンボルとなる通りがありません。

中山道の宿場町だった大宮で何を言っている!

と怒られてしまいそうですが、中枢都市にはシンボルとなる整備された通りが必要です。

東京駅には丸の内や日比谷通り、大阪には御堂筋、札幌は駅前通り、仙台は青葉通りなど、どれもが道幅も広く街路樹などがきれいに整備されています。こういったシンボルとなる通りを整備することで、街としてのイメージが向上します。

大宮駅東口正面の中央通りはお世辞にもキレイで風格のある通りとは言えません。歩道の道幅も狭く、道路は慢性的に渋滞してしまっています。

先述の一の宮通りは賑わいのあるお店やショップ、氷川参道は厳かな空気を醸した歴史を感じる通り、そして中央通りは風格のあるキレイに整備されたブランド化した通りを目指します。このように各通りで役割をすみ分け、竹下通り、表参道、明治神宮などがある原宿のような変化に富んだ街をアピールすることができます。

まとめ:街路整備することで、大宮の街をグルっと一回りしてほしい

大宮の街を周回

個人的には上の図のように大宮駅前だけでなく、一の宮通り・氷川参道・中央通りをグルっと一回りしてもらえるような街づくりを期待したいです!

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雑然とした大宮駅東口の空間を綺麗に整備する

大宮駅東口駅前

大宮駅東口駅前。雑然とした雰囲気

日本の各都市、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、新潟、金沢、京都、大阪、神戸、岡山、広島、松山、福岡と、日本の大都市・地方の中枢都市にはだいたい行ったことがありますが、いずれも駅前はキレイに整備されています。残念ながら大宮が一番雑然としていて汚い

イベントスペースを『交流広場』

通常、大都市の駅にはイベントがおこなえる十分な広さがあるスペースが確保されています。現状の大宮駅は西口そごう側出口のちっちゃなスペースでイベントが行われていたり、混雑する改札口まえで「北海道フェア」などが開催されており非常に窮屈。ただでさえ混雑しているJR改札口前がさらに人が溢れかえってしまっています。

こういった現状の問題点を改善すべく、現在ロータリーなどがある東口の場所に各種イベントや見本市、お祭りが開催できる『交流広場』が建設予定です。この交流広場は単なるイベント用の空間としてだけではなく、非常時には一時避難場所としても利用される予定とのこと。

またペデストリアンデッキ(西口のような歩行者用のデッキ)が東口にも建設される予定です。

大宮駅前の渋滞を解消『交通広場』

大宮駅東口がゴミゴミしている印象を与えている要因は人だけでなく車の渋滞もその一因です。

現状は地上にしか道路や歩道がないため、歩行者もバスもタクシーも乗用車も入り混じり、互いの通行を阻害してしまい混雑してしまっています。

この問題を改善すべく

  • 点在するバス停の集積化
  • 歩行者、バス、タクシーで階層を分ける。※歩行者はデッキ、バスは地上、タクシーは地下、自家用車はフリンジ輸送(後述)など
  • バリアフリー化や待合所に屋根を完備
  • 空港バスの乗り入れ

といったことが計画されています。

バスについては大宮駅⇔新大宮区役所⇔さいたま新都心というシャトルバスの計画もあったはずなので、さいたま新都心在住の私としてはうれしい限り。

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東口にもペデストリアンデッキ『駅前空間の一体性』

東口にも西口のようなペデストリアンデッキ(歩行者専用デッキ)が建設予定です。

ペデストリアンデッキを作ることによるメリットをまとめると、

  • 歩行者は信号などに阻害されずに、商店街にアクセスできる
  • 車との通行が分離され、交通循環の効率が向上
  • 限られたスペースの有効活用

といった点があげられます。天井も設置されていると嬉しいのですが、さすがにそれは高望みでしょうか。

自転車利用環境整備

駅前のデッキや広場を整えて綺麗に整備しても駅前が違法駐輪自転車で溢れかえっては元も子もありません。そこで予定されているのが自転車駐輪場の整備です。

この駐輪場は駅前ではなく『外縁部』に設置すると記載しています。つまり上記の交流広場やペデストリアンデッキなどには自転車が入れないようにし、あくまで歩行者が主役となるとのこと。

またコミュニティサイクル利用促進も掲げられています。コミュニティサイクルというのは、街中に設置されたポートと呼ばれる自転車の貸出場において、どのポートでも借りれて、どのポートでも返せる新しい交通手段として注目されています。近年 東京都心では赤色のコミュニティサイクルに乗った人をよく見かけるようになりましたね。

徒歩で大宮駅から氷川神社まで歩くと約30分もかかってしまいます。30分も歩くというのはなかなかハードルが高いため、このハードルを越えやすくするための手段として有用だと思います。課題としてはまだまポートが少ないことや、事前登録などが必要で面倒なところ。

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大宮駅周辺の交通渋滞を解消する

『大宮は交通の要!』とよく言われますが、それはあくまで鉄道の話であって、自動車やバスにとってはそうではありません。むしろ道幅も狭くて、渋滞もひどいため車で走りたくない街です。

そんな現在の交通渋滞を緩和するために駅周辺の渋滞緩和のため、「地下空間の活用」や「フリンジ駐車場」などが検討されています。

地下空間の活用は大英橋の渋滞緩和に効果があるのはすぐにわかるのですが、「フリンジ駐車場」というのが聞きなれないものだったのですが、「パークアンドライド」という表現のほうが直感的にわかりやすいかもしれません。

フリンジ駐車場(パークアンドライド)というのは、直接目的地に車を停めるのではなく、近郊の駐車場に車を停めそこから中心部にシャトルバスなどでアクセスする方式のことを言います。

一見すると利用者としては面倒な印象を受けるのですが、どうなのでしょうか。

まとめ

少し長くなってしまいましたが、大宮駅グランドセントラルステーションの概要をまとめてみました。大宮駅はこれだけのボリュームの開発が予定されているのです。しかも、大宮の開発はこれだけではありません。駅以外の開発もいろいろと予定されています。

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